当院は皆様と向き合った産科医療をめざしています。
安全・安心、快適にご出産していただき、新しい生命の誕生の喜びと幸せな時をお迎えいただけるよう、
妊娠・出産を全力でサポートいたします。
妊娠・分娩は、本来生理的なものであり、多くの妊婦さんでは妊娠経過も異常なく自然分娩となるものです。
しかし、一部の妊婦さんにおいては、気づかないうちに母体(切迫早産・妊娠高血圧症候群等)や、胎児(胎児発育不全)に異常をきたし、早期の治療・管理が必要になることがあります。このような疾患を早期に診断し、治療をおこなう為には定期的な妊婦健診が不可欠です。
母児ともに健康で分娩が終えられるように定期の妊婦健診は受けてください。
妊娠初期より胎児の動きをリアルタイムに画像で見ることができる検査です。
毎回、行います。4D映像は胎児の位置(向き)の影響を受けやすく、必ず見えるものではありませんのでご理解ください。
当院では、希望者に無料で超音波検査(2D・4D映像)の録画サービスを行っております。
妊娠期間を不安なく過ごしていただくために、初期(10~11週頃)と後期(33~34週頃)の2回に分けて助産師と一対一で話していただける保健指導を実施しています。
妊婦さんに合わせた内容や妊娠中の過ごし方、お産、授乳についてなどのお話をしています。
その他気になることはなんでもお尋ねください。また初期と後期以外でも、気になることがあれば助産師とお話することができます。気軽にお声がけください。
日時 | 毎週月・水・金曜日の午前診(祝日を除く) |
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対象 | 初期:10~11週頃、後期:33~34週頃 それ以外に希望があれば別途助産師との話希望のカードを活用ください |
内容 |
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当院では妊娠18~19週と27~28週の時期に英国Fetal Medicine Foundation(FMF)のライセンスを取得した胎児超音波専門検査士による胎児精密超音波検査(胎児ドック)をおこなっています。
通常の妊婦健診時の超音波検査では、胎児の予想体重測定や胎児の主要な部位の検査が主となります。
この胎児ドックでは、お一人に20分間の時間を設定し、専門検査士が胎児のより細かな部位までの確定を行うため、胎児期、出生直後より治療が必要な疾患を早期に発見することができます。妊娠週数が進むにつれてわかることもあるため、妊娠中期・後期の2段階検査が必要です。
当院では胎児ドックを妊婦健診の質的向上の一貫として行っています。
日時 | 木曜日(完全予約制) |
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検査時間 | 20分間 |
費用 | 1回 15,000円 |
持ち物 | 母子手帳・受診券 USB・SDカード、BD(ブルーレイディスク)にも録画可能ですがUSB・SDカードのほうが綺麗に録画できます |
妊婦健診では、お母さんと赤ちゃんの健康状態を定期的にチェックしています。
無事に出産を迎えられるように、当院では以下のスケジュールで妊婦健診を行っております。
妊婦健診を通して、医師、助産師、看護師、受付スタッフになんでもご相談ください。スタッフ一同で妊娠管理のお手伝いをさせていただきます。
~12週目/2週に1度の健診:経腟超音波又は経腹超音波(2Dと4D)
*当院分娩希望の方は予約手続きを受付にてお願いします。
13週目~23週目/4週に1度の健診:経腹超音波(2Dと4D)
24週目~34週目/2週に1度の検診
1週に1度の健診:経腹超音波(2Dと4D)
血液型不適合妊娠(胎児・新生児溶血性疾患)の早期発見・早期治療および予防のために必要です。不規則抗体が陽性の妊婦さんは、胎児・新生児の溶血性疾患(貧血・黄疸が強くなる疾患)の発生に注意しなければなりません。
妊婦さんに貧血があると胎児の貧血・胎児発育障害・妊娠高血圧症候群・分娩時の出血多量などの異常を起こしやすいといわれています。貧血の妊婦さんは、食事療法および造血剤の服用が必要です。
妊娠中に梅毒に感染すると、流早産を起こしたり、“先天性梅毒児”が生まれたりします。
HBs抗原は、B型肝炎の原因となるウィルスです。日本人のHBs抗原陽性率は2~3%で、その大部分は無症候性持続感染者(carrier)です。陽性者は妊娠中の肝機能検査および新生児への垂直感染の予防対策が必要になります。
B型肝炎と同様、陽性者の多くはcarrierであり、妊娠中のみならず定期的な肝機能検査が必要です。また、母児垂直感染の可能性も言われています。
妊娠初期に母体が風疹に感染すると、胎児は“先天性風疹症候群”に罹患し、先天性異常や奇形を発生する可能性があります。血清抗体価を検査し、風疹に対する免疫の有無を確認します。妊娠満20週以降の感染は大丈夫と言われています。
妊娠中の初感染では、胎児への感染の危険があります。頻度は少ないですが、感染すると胎児奇形を発生する可能性があります。陽性の場合は、初感染かどうかのチェックが必要です。感染の多くは無症状の不顕性感染です。
甲状腺機能異常(亢進・低下)は母児共に影響を及ぼす可能性があるため治療が必要です。
成人T細胞白血病(ATL)を発症させるウィルス感染の有無を調べる検査であり、陽性者の場合は“経母乳感染”(授乳)が問題になります。
小児HIV感染の主要ルートは母児感染であるため、陽性者では予防対策が必要です
糖代謝に異常のある妊婦さんは、母児ともに合併症(妊娠高血圧症候群・巨大児・胎児発育障害など)を起こす可能性があります。
妊娠中の母体が感染すると何らかの障害(進行性の難聴他)を持って産まれることがあります。抗体の有無を確認します。
どの検査も妊娠初期に必要なものです。
結果により、再検査ならびに精密検査が必要になることもあります。
クラミジアはまれに早産の原因になったり、分娩時の産道感染により新生児の結膜炎や肺炎を起こします。陽性の場合は抗菌剤による治療が必要です。
妊娠中は循環血液量が増え、心臓に負担がかかりやすい状況になります。隠れた不整脈の発見のために必要になります。
妊娠糖尿病(糖尿病ではない妊娠中の糖の代謝異常)の発見に必要です。
50gのブドウ糖(150ml)を飲んで、一時間後に血糖値を測定します。絶食は必要ありませんので、当日は通常通り食事をとっていただいてかまいません。
140mg/dl以上の場合は精密検査が必要となります。
貧血・肝機能・腎機能・止血機能検査
妊婦さんは無症状であっても、分娩時に産道感染を起こし、重症な新生児感染症の原因となるGBS菌が膣分泌物中にいないかを検査します。陽性妊婦さんは、新生児への感染予防のため、入院後に抗生剤の点滴が必要になります。
NST検査は、妊娠末期および分娩前に、胎児が元気であるかどうかをみる最も重要な検査のひとつです。分娩監視装置により、胎児心拍数の変化・子宮収縮および胎動の有無を記録して判定します。お腹の2か所に器具を装着するのみで、痛みも副作用もありませんが20~30分間かかります。特に妊娠経過に異常のない妊婦さんには妊娠満35~36週からします。
*器具の装着は、消毒の出来ないベルトで固定するため、汗や血液等による感染が危惧されます。そのため、個人のベルトを購入のうえ、分娩終了時迄使用していただきます(410円)。氏名を記入の上、妊婦健診時および入院時には忘れずに持参してください。ご理解・ご協力をお願いいたします。
超音波で“胎児の行動観察”や“羊水量の測定”を行い、胎児が元気であるかを判定します。元気な胎児では、呼吸をしている様な胸郭運動や胎動(四肢・体幹などの動き)がよくみられますが、胎児が弱ってくるとこれらの動きが少なくなります。また、元気な胎児は、尿を頻回にするため羊水量が正常に保たれていますが、弱ってくると尿量が減少するため羊水量も少なくなります。
臍帯動脈、胎児の中大脳動脈の血流波形を検討することにより、胎児機能不全(胎児が母体内で弱ってしまうこと)の診断に有効です。必要な症例にします。
すべての妊婦さんを対象に妊娠糖尿病かもしれない人をひろいあげる目的の検査です。当院では妊娠初期の随時血糖と、妊娠中期の50gGCTでスクリーニング検査を行います。
をスクリーニング陽性と判断します。
スクリーニング陽性の場合、妊娠糖尿病の診断のために、75gOGTTを行います。
通常の血液検査です。普通に食事をした状態で血糖を測定します
食事を摂らない状態での血糖検査です。朝食を食べない状態で来院していただき、検査を行います。
糖分の入った検査用のジュースを飲んで、血糖を検査する方法です。
日常健診でお産を診ていますと、お産という自然現象の緻密さ、合理性、ダイナミックさにいつも感心させられます。しかし、お産にはお母さんと赤ちゃんにとって少なからずリスクを伴うものです。
よって当院では自然分娩を尊重したうえで、お母さんと赤ちゃんの安全を第一と考え、“医学的管理のもとでの自然分娩”を最優先と考えています。
しかし時には医療介助が必要な事態も起こります。その場合は患者様ご本人とご家族の方に十分説明を行い同意のうえで行います。
当院では里帰り出産の方に 慣れ親しんだ環境で出産していただけるようお迎えしています。
→ 詳しくはこちら
必要と判断した場合、帝王切開術他を行っています。
前回が帝王切開だった方は、当院では次回も帝王切開術を行います。
お母さんにとって出産後2週間ごろには赤ちゃんの体重増加や母乳分泌量が気になり、最も精神的に不安定になりやすい時期です。スタッフとゆっくりお話しすることにより、不安が軽減されることも願っています。
お母様の産後の身体の状態やこころの健康チェックを行います。
退院後5日目に、ママと赤ちゃんの生活状況や授乳状況、困ったことがないか等を電話訪問をさせていただきます。
女性の健康をサポートする婦人科として、
思春期から更年期、ご高齢のかたまで女性の体の不調やお悩みはご相談ください。
吹田市・摂津市在住で20歳以上の対象年の方(対象年でない方はご相談ください)
→ 吹田市ホームページ
*症状のある方は、市民検診の対象になるかどうか医師の判断になります。
*当院では吹田市子宮がん検診を希望された方には超音波で卵巣腫瘍のチェック(無料)も行っております。
但し、子宮筋腫・卵巣腫瘍等を認めた場合の超音波検査やその他の疾患での治療、投薬を行った場合は保険扱いとなります。
市民検診対象以外の方で子宮がん検診を希望されるときは医師にご相談ください。
吹田市在住で40歳以上の方
*40歳未満の方、他市町村の方、気になる症状のある方は乳腺外科のある施設にご相談ください。
当院では視触診のみを行います。後日マンモグラフィーを吹田市連携医療機関で受けていただきます。マンモグラフィーの予約は視触診当日にFAXにて当院よりお取りします。
→ 吹田市ホームページ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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9:00〜13:00 | 院長・ |
院長・ |
院長・ |
高井 浩志 |
院長・ |
飯藤 弘光 |
|
17:30〜19:30 | 飯藤 弘光 |
飯藤 弘光 |
院長 |
当院は診療予約制です。必ず診療時間内にお電話でご予約をお取りください。初診の方もご予約いただけます。
予約を取らずに来院された場合は待ち時間が長くなります。
また、お産や緊急処置等により予約時間が遅れることがありますがご了承ください。
*来院されたことのある方は診察券番号を必ずお聞きしますので、お手元にご用意の上お電話ください。
上記以外のお時間は、予約・問い合わせに関して対応しておりません。
問診票の記入がありますので、産科ご受診の方は予約時間の15分前、婦人科ご受診の方は10分前におこしください。
妊娠5か月頃(15週~16週)までに、一度当院で健診を受けていただきます。
その後34週頃までに里帰りしていただき、当院での健診となります。(5か月頃に中間受診が難しい方はご相談ください)
前回帝王切開など異常分娩だった方は帰省する時期をご相談ください。
経過が順調な方は、妊娠34週までに里帰りしていただき、お産まで当院で健診を受けていただきます。(中間受診で帰省していただかなくて大丈夫です)
前回帝王切開など異常分娩だった方は帰省する時期をご相談ください。
*受診された時の妊婦様の状態や妊娠経過によっては、転院をお勧めする場合がございます。
*逆子・胎児発育不全・前置胎盤・妊娠高血圧症候群など、妊娠経過に異常を指摘された場合は必ずご相談ください。
妊娠が確定されましたら、早いうちにご本人様よりお電話をください。仮分娩予約として予約をさせていただきます。
当院でのご出産がはじめての方は申込書記入時、当院で出産されたことがある方は、代理のかたで結構ですので1ヵ月以内に来院のうえ申込書の記入をしていただき予約の確定となります。いずれも予約金1万円をお納めください。
→ 分娩予約申し込みについてはこちら
必ず予約を取ってから来院してください。
仮分娩予約のみをされていて改めて予約のお電話をいただくときは、予定日と分娩予約を取っている旨をお伝えください。
希望のお時間の予約が取れない場合がありますので、お早めに診察予約のお電話をお願いします。
1か月前からご予約いただけます。
大阪府下の方はそのままお使いいただけます。
他府県の方は、一旦健診料をお支払いいただき、その後お住まいの各自治体に償還請求していただきます。
自治体によって償還請求の仕方が違います。必ずお住いの自治体にご確認していただき、記入が必要な書類を診察時にご持参ください。
以下の自治体は当院で受診券をお使いいただくことができます。
当院で出生された新生児が対象です。
*助産師・看護師が対応します。
*淀川キリスト教病院新生児科医が診察いたします。
(当院で健診を行います)
当院では出産後のお母さんが楽しく子育てできるよう、心身ともにお手伝いできたらと考えております。
おっぱいや赤ちゃんのお世話等の悩み事など、お気軽にご相談下さい。
助産師が対応させていただきます。当院でご出産、産褥入院された方及び妊婦健診を受けておられた方が対象です。
*ご予約・お問い合せは
月〜金 13:30〜15:00の間にお願いします。
曜日 | 毎週月曜日・木曜日(祝・祭日は除く) |
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対象 | 当院でご出産・産褥入院された方、妊婦健診を受けておられた方 |
時間 | 9:30~ 45分程度(予約制) |
料金 | 2,000円(薬処方時は別途かかります) |
内容 |
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予約 | 電話にて予約(月〜金 13:30〜15:00の間) |
吹田市在住の小6~高校一年生の補助対象ワクチン(無料)を行っています。
シルガード(9価)ワクチンとなります。
→ 詳しくは吹田市のホームページをご確認ください
風疹抗体検査と、風疹またはMRワクチンの接種を行っています。
吹田市在住の方は補助の対象になる場合がございます。
→ 詳しくは吹田市のホームページをご確認ください
*事前のご予約が必要です。ご希望の方は、接種希望日の1週間前までにお電話でお申し込みください。
診療上、お母さんや赤ちゃんに緊急事態が発生した場合には、OGCS(産婦人科診療相互援助システム)、NMCS(新生児診療相互援助システム)により責任をもって加盟病院に緊急搬送いたします。